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多岐とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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多岐

「多岐にわたる」などのように使う「多岐」という言葉。

「多岐」は、音読みで「たき」と読みます。

「多岐」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「多岐」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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多岐の意味

「多岐」には次の意味があります。

道筋がいくつにも分かれていること。物事が多方面に分かれていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「多」はたくさん、「岐」は分かれ道や分かれ目を指す言葉です。
選択可能な道筋がいくつもある事を示す際によく使われます。
類義語には、「様々」、「多種」、「ダイバーシティ」などがあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・銘柄は多岐多様にわたっているが、よくみるといく通りかのパターンにあてはまる。
(出典:北川広二『旨い地酒が飲みたい』)

・雑食的な読書欲を発揮し、多岐にわたる分野・人物のものを読みまくる。
(出典:山口昌男『道化的世界』)

・天下の大財閥ともなれば、多岐にわたる防御法を発達させているということか。
(出典:片山憲太郎『紅 第1巻』)

・君の多岐たきにわたる記録のなかにも、初めはこの事件におとらず不可解だったものがあるじゃないか。
(出典:A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 悪魔の足』)

・選ぶ側の年代が多岐に渡っていたせいか、選ばれる側の年代も多岐に渡っていて、なかなか説得力があるではないか。
(出典:小池真理子『猫を抱いて長電話』)

・剣だけでも、長いもの短いもの、太い細い直刀曲刀と多岐に渡る
(出典:九里史生『SAO-Web-0404-第七章1』)

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