外注
「業務を外注する」などのように使う「外注」という言葉。
「外注」は、音読みで「がいちゅう」と読みます。
「外注」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「外注」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
外注の意味
「外注」には次の意味があります。
・会社などで、仕事の一部を、外部に注文してさせること。(出典:デジタル大辞泉)
業務の一部を別の会社に発注することを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・軽い仕事は採算を度外視するくらいなつもりで、外注したほうがいいんです。
(出典:半村良『下町探偵局PART2』)
・スタジオ・ドラマは金がかかるといって、局ではドラマ制作をやめて、外注に出すようになったのです。
(出典:城山三郎『忘れ得ぬ翼』)
・量産技術が未熟だったこと、外注の関連部品に問題があったことなどが原因であった。
(出典:中川靖造『創造の人生 井深大』)
・おそらく外注のために走り回っていたハルヒの行為が意図せずに事前宣伝になっていたものと思われる。
(出典:谷川流『8 涼宮ハルヒの憤慨』)
・ついでに外注担当の神田からタレパンの販売会社を紹介されることになっている。
(出典:奥田英朗『最悪』)
類語
・注文(ちゅうもん)
意味:種類・寸法・数量・価格などを示して、その物品の製造や配達・購入などを依頼すること。また、その依頼。(出典:デジタル大辞泉)
・発注(はっちゅう)
意味:注文を出すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・用命(ようめい)
意味:商品などを注文すること。(出典:デジタル大辞泉)
・申し込み(もうしこみ)
意味:申し込むこと。また、その内容や手続き。(出典:デジタル大辞泉)
・オーダー(order)
意味:注文。発注。(出典:デジタル大辞泉)