スポンサーリンク

国債とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

国債

「国債を買う」などのように使う「国債」という言葉。

「国債」は、音読みで「こくさい」と読みます。

「国債」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「国債」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

国債の意味

「国債」には次の意味があります。

国家が歳入の不足を補うために負う金銭債務。また、それを示す債券。狭義には、借入金以外の長期の債務で、有価証券形態によるものをさす。募債の場所によって内国債と外国債に分けられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

国を運営するためにかかる費用の不足分を買い理れている債券を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・官吏の親父が国債ばかり買っているのを子供心に知っていたからである。
(出典:秋山駿『人生の検証』)

・英蘭の国債が最も有害な作用を演じたのはこの点にあると私は考える。
(出典:吉田秀夫『人口論』)

・今まで目分量で割りあてられていた国債の割あて方法がきまったらしい。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(一)』)

・これを維持するために政府は産油国の国債を買っている。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 上』)

・それは、リカードの立場であり、国債は一国の富を形成しないというものである。
(出典:岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』)

類語

公債(こうさい)
意味:国または地方公共団体が歳出の財源を得るため、また一時的な資金不足を補うために、国民などから借り入れる金銭の債務。また、その債券。債務者が国の場合を国債、地方公共団体の場合を地方債という。(出典:デジタル大辞泉)

外国公債(がいこくこうさい)
意味:政府、公共団体、民間企業などが、外国の資本市場で発行する公債や社債。広義には、一時借入金も含む。額面金額は原則として外貨で表示される。(出典:精選版 日本国語大辞典)

内国公債(ないこくこうさい)
意味:国内で募集する公債。内国債。内債。(出典:精選版 日本国語大辞典)

債券(さいけん)
意味:国家、公共団体、銀行、会社などが必要な資金を借り入れる場合に発行する公債、社債などの有価証券。(出典:精選版 日本国語大辞典)

借財(しゃくざい)
意味:他から借りている金銭や財物。また、それを借りること。借金。負債。(出典:精選版 日本国語大辞典)

タイトルとURLをコピーしました