和気藹々
「和気藹々とした雰囲気」などのように使う「和気藹々」という言葉。
「和気藹々」は、音読みで「わきあいあい」と読みます。
「和気藹々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「和気藹々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
和気藹々の意味
「和気藹々」には次の意味があります。
・なごやかな気分があふれている様子。(出典:四字熟語を知る辞典)
「和気藹々」をわかりやすく説明すると、人々が集まってみんなでにぎにぎしく、楽しんでいる様子のことです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・もっと積極的に和気藹々と家族と食堂で談笑することができぬものかと思った。
(出典:遠藤周作『ぐうたら人間学』)
・彼の部下たちとは反目しあいながらも和気藹々とやっているようだった。
(出典:林亮介『和風Wizardry純情派 1』)
・和気藹々と少女たちが薫のことを話しながら廊下を歩いている。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!08』)
・しかしこんなことはめったになく、阿佐ヶ谷会はいつも和気藹々としていた。
(出典:河盛好蔵『井伏鱒二随聞』)
・こうして見てみれば、沙都子の買い物はボクの和気藹々としたものとは全然違う。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 08 祭囃し編かけら&TIPS』)
類語
・賑々しい(にぎにぎしい)
意味:非常ににぎやかである。(出典:デジタル大辞泉)
・和やかな(なごやかな)
意味:ものやわらかなさま。穏やかなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・団欒(だんらん)
意味:親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。(出典:デジタル大辞泉)