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和して同ぜずとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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和して同ぜず

「和して同ぜずの精神」などのように使う「和して同ぜず」という言葉。

「和して同ぜず」は、「わしてどうぜず」と読み、「和て同ぜず」と表記されることもあります。

「和して同ぜず」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「和して同ぜず」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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和して同ぜずの意味

「和して同ぜず」には次の意味があります。

他人との付き合いの上で、主体性を失わないこと。(出典:故事成語を知る辞典)

言い換えると、人と仲良くはしても自分の意見はしっかり持ち、むやみやたらに同調しない、という意味です。
孔子の『論語』の中の「子路(しろ)」という章から生まれた言葉です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼は常に和して同ぜずの精神で、周りに流されることなくきちんと自分の意見を述べる。

・会議には和して同ぜずのスタンスで臨むべきだ。

和して同ぜずの姿勢は、彼が皆から尊敬される理由の一つだ。

・日本人は、和して同ぜずができない人が多い気がする。

・友達だからこそ、和して同ぜずで、何かあったときにはきちんと互いの意見を言い合える関係を築くのよ。

類語

独立独歩(どくりつどっぽ)
意味:他人に頼らずに、自分で思考・判断し、自分の信じる道を進むこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

人は人我は我(ひとはひとわれはわれ)
意味:他人がどうあろうと、また何を言おうと気にせず、自分の信じるところ欲するところに従って物事を行うべきである。(出典:デジタル大辞泉)

独立不羈(どくりつふき)
意味:他からの束縛を全く受けないこと。他から制御されることなく、みずからの考えで事を行うこと。(出典:デジタル大辞泉)

独立自尊(どくりつじそん)
意味:何事も独力で行い、自己の人格の尊厳を保つこと。(出典:デジタル大辞泉)

初志貫徹(しょしかんてつ)
意味:最初に思い立ったこころざしを最後までつらぬきとおすこと。(出典:四字熟語を知る辞典)

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