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外堀を埋めるとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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外堀を埋める

「外堀を埋められつつある」などのように使う「外堀を埋める」という言葉。

「外堀を埋める」は、訓読みで「そとぼりをうめる」と読みます。

「外堀を埋める」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「外堀を埋める」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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外堀を埋めるの意味

「外堀を埋める」には次の意味があります。

城を攻めるには、まずその外堀を埋めるの意で、ある目的を達するために遠まわしの作戦をとることをいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

分かりやすくいうと「ある中心的な問題を解決するためにその周辺の問題から片づけること」という意味です。お城を攻め落とす作戦に由来してできた言葉と言われています。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・この手の話は、ちまちまと外堀を埋めていては相手の決心をにぶらせる。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料II (電撃文庫)』)

・こうやって周辺部分の記憶を、外堀を埋めるように書き換えていくのです。
(出典:岩月謙司『男は女のどこを見るべきか』)

・わしはわしの顔で、おまえが独立できるよう外堀を埋めてやる。
(出典:石井代蔵『千代の富士一代』)

・今のところ外堀が埋められつつあるといえるだろう。
(出典:池田満寿夫『尻出し天使』)

・今のみんななら、私の疑問の外堀を埋められるに違いない。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 8 祭囃し編』)

外堀を埋められているようで、光稀にとっては忌々しいことである。
(出典:有川浩『空の中』)

・婚約解消を言い渡すはずだったのに、ますます外堀を埋められている気がする。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第4巻 恋人は幽霊』)

外堀を埋めて、協力者を得て、それから説得しようってのはなるほど有効な策かもしれんな。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第3巻』)

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