同義
「同義語」などのように使う「同義」という言葉。
「同義」は、音読みで「どうぎ」と読みます。
「同義」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「同義」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
同義の意味
「同義」には次の意味があります。
・意味が同じであること。同じ意義。(出典:デジタル大辞泉)
「義」の字は「意味」という意味を持ちます。
「同義」は漢字の通り「同じ意味」という意味の二字熟語です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これだけ違った二つの意味が、いったいどうして同義になるのだろう?
(出典:ホーガン『星を継ぐもの』)
・到着が自身の破滅と同義であることも理解している。
(出典:高橋弥七朗『灼眼のシャナ 第7巻』)
・価値を認めることと失いたくないということとは、ほとんど同義である。
(出典:和辻哲郎『埋もれた日本』)
・女房と畳だろうが、この男には同義だと分かっている。
(出典:岩本隆雄『イーシャの舟』)
・それは、どこの国も軍も、彼らを庇護してくれなくなるのと同義なのだ。
(出典:井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』)
類語
・同意(どうい)
意味:同じ意味。同義。(出典:デジタル大辞泉)
・同列(どうれつ)
意味:地位・程度・資格・待遇などが同じであること。(出典:デジタル大辞泉)
・一緒(いっしょ)
意味:区別のないこと。同一。(出典:デジタル大辞泉)
・等しい(ひとしい)
意味:二つ以上の物事の間で、その数量・程度・形状などに相違がない。同じである。(出典:デジタル大辞泉)
・同じ(おなじ)
意味:二つ以上のものの内容・状態などに区別がないさま。同様である。(出典:デジタル大辞泉)