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口下手とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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口下手

「口下手な人」などのように使う「口下手」という言葉。

「口下手」は、湯桶読みで「くちべた」と読みます。

「口下手」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「口下手」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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口下手の意味

「口下手」には次の意味があります。

話すことが不得意で、思うことをうまく人に言えないこと。(出典:デジタル大辞泉)

あまり自分の意見をうまく言えないことや、人前で話しをするのが苦手なことを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・米内さんは、若い時分から極端な無口、口下手な人として知られていた。(出典:阿川弘之『南蛮阿房第2列車』)

口下手なのは自分でも判っていたが、これだけはどうしても言っておかなくてはいけない。(出典:向田邦子『隣りの女』)

・私は話し上手ではなく、むしろ口下手に分類される人種と自覚があるのだが、人と話すのは嫌いというわけではない。(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)

・いつもは口下手な彼ではあったが、今日は要領よく、そしてすらすらとしゃべれた。(出典:海音寺潮五郎『平将門 中巻』)

・「重大な局面だから、経過的な政権を作るのは適当ではない」 このへんのやりとりは、「アーウー」しか言わぬといわれた口下手の大平にしては、手際がよかった。(出典:水木楊『田中角栄 その巨善と巨悪』)

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類語

言葉足らずことばたらず
意味:十分に説明できていないこと。(出典:デジタル大辞泉)

舌足らずしたたらず
意味:舌の動きが滑らかでなく、物言いがはっきりしないこと。(出典:デジタル大辞泉)

訥弁とつべん
意味:話し方がなめらかでないこと。(出典:デジタル大辞泉)

寡言かげん
意味:ことば少ないこと。無口。(出典:精選版 日本国語大辞典)

寡黙かもく
意味:言葉数が少なくてだまりがちなこと。おしゃべりでないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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