収益
「収益をあげる」などのように使う「収益」という言葉。
「収益」は、音読みで「しゅうえき」と読みます。
「収益」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「収益」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
収益の意味
「収益」には次の意味があります。
・事業などによって利益をおさめること。また、その利益。(出典:精選版 日本国語大辞典)
正確には、「収益」とは「売上」のことで、売上から「費用」を差し引いた額を「利益」と言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・十分な収益を上げなければ施設も維持できません。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)
・企業の収益に貢献するとあれば核兵器すら生産しかねない男であった。
(出典:森村誠一『分水嶺』)
・収益率はヨーカ堂が断トツだった。
(出典:高杉良『勇気凜々』)
・医療側でいえば、薬価差益が重要な収益源になっていたこと。
(出典:宮田親平『ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬』)
・各地の闇市に露天の店をだし、収益をあげては子供村につぎこんでいた。
(出典:半村良『産霊山秘録 下の巻』)
類語
・利益(りえき)
意味:もうけたもの。とく。利分。得分。りやく。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・儲け(もうけ)
意味:得をすること。また、思いがけないいい目をみること。(出典:デジタル大辞泉)
・稼ぎ(かせぎ)
意味:収入を得るために働くこと。また、そのための仕事。(出典:デジタル大辞泉)
・収入(しゅうにゅう)
意味:金銭や物品を他から収め入れて自分の所有とすること。また、その金品。(出典:デジタル大辞泉)
・成果(せいか)
意味:なしえた結果。できばえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)