ホールド
「しっかりとホールドする」などのように使う「ホールド」という言葉。
英語では「hold」と表記します。
「ホールド」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「ホールド」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ホールドの意味
「ホールド」には次の意味があります。
・支えること。からだなどを一定の状態に保つこと。（出典：デジタル大辞泉）
「身体などを動かないようにすること」というような意味で使うことが多いです。
ロッククライミングなどでは「手や足をかける所」、スマホの操作などでは「長押し」という意味でも使います。
小説などでの具体的な使い方は下記の通り。
使い方・例文
・がっちりホールドされ、逃れることはできなかった。
（出典：川原礫『アクセル・ワールド 第1巻 黒雪姫の帰還』）
・両手でホールドした銃の、その銃口は真っ直ぐこちらを向いている。
（出典：大迫純一『神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター』）
・異様な汗にびしょ濡れにして、断固、脇は両手でホールド。
（出典：竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 1巻 春にしてブラックアウト』）
・しかし、敵の腕が自分をホールドしているなら別だ。
（出典：川原礫『アクセル・ワールド 第2巻 -紅の暴風姫』）
・動揺して、ついホールドボタンを押してしまった。
（出典：米澤穂信『小市民シリーズ3-2 秋期限定栗きんとん事件〈下〉』）
・跳躍の勢いを殺し、躰を支えられるだけのホールドを取るのだ。
（出典：ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』）
・壁面では、素手でホールドを取ることも不可能だ。
（出典：ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』）
