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厚顔とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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厚顔

「厚顔な人」などのように使う「厚顔」という言葉。

「厚顔」は、音読みで「こうがん」と読みます。

「厚顔」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「厚顔」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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厚顔の意味

「厚顔」には次の意味があります。

面の皮のあついこと。恥知らずでずうずうしいこと。また、そのさま。鉄面皮。(出典:デジタル大辞泉)

ずうずうしくて他人のことを考えずに行動することなどを指します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

厚顔な男とお思いでしょうが、お許し願えたものと思っております。
(出典:ロスタン/岩瀬孝訳『シラノ・ド・ベルジュラック』)

厚顔な女は、酒を飲み、唄をうたい、望む者には誰にでも身を任せた。
(出典:チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「燈火」』)

・なんと厚顔で恩知らずな方でしょう。
(出典:森福都『長安牡丹花異聞』)

・そして厚顔とも思えるほど奔放に快楽にのめり込んでゆくのである。
(出典:レアージュ/鈴木豊訳『O嬢の物語』)

厚顔にも彼はあくまで白を切り通す気なのだ。
(出典:ホーガン『巨人たちの星』)

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類語

非常識(ひじょうしき)
意味:当然知っていなければならないことを知らなかったり、当然従うべき社会規範に外れたりしていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

厚かましい(あつかましい)
意味:行動や態度に慎みがない。ずうずうしく遠慮がない。(出典:デジタル大辞泉)

恥知らず(はじしらず)
意味:恥ずべきことをして平気でいること。厚顔であること。また、その人や、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

越権(えっけん)
意味:許容されている権限を越えて、他のことに立ち入ること。おっけん。(出典:精選版 日本国語大辞典)

図太い(ずぶとい)
意味:大胆で、ちょっとやそっとでは、びくともしない。また、非常にずうずうしい。のぶとい。(出典:デジタル大辞泉)

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