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危惧とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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危惧

「この問題を危惧する」というように使われる「危惧」という言葉。

「危惧」は「きぐ」と読みます。

漢字からなんとなく意味を理解できるかもしれませんが、しっかりと説明できる方は少ないかもしれません。

この記事では「危惧」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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危惧の意味

「危惧」には次の意味があります。

あやぶみ、恐れること。(出典:デジタル大辞泉)

危惧する、ということは、何かを恐れている様子を表しています。
「危惧」という言葉を見つけたら、何かを危ないと思っている、もしくは恐れていると理解してください。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

・果たしてその危惧が現実のものとなったのは、夏のある日のことである。
(出典:西尾維新『真庭語』)

・二人の男は、再び声を合わして笑い始めた。 彼らが、今度の仕事にいささかの危惧も覚えていないのは明らかだった。
(出典:山田正紀『火神(アグニ)を盗め』)

・彼女はその危惧がないところから、このホテルを愛用していたのである。
(出典:森村誠一『日本アルプス殺人事件』)

・しかし、このような近道などないと言われてしまうことを私は危惧する
(出典:フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』)

・彼女等の進歩を喜びながら私の危惧は一点そこに懸つてゐたのである。
(出典:森田たま『もめん随筆』)

・ラストヴォロフが家族の身を危惧するのはこの辺の事情にあったのだろう。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)

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