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千里眼とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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千里眼

「千里眼を持っている」などのように使う「千里眼」という言葉。

「千里眼」は、音読みで「せんりがん」と読みます。

「千里眼」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「千里眼」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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千里眼の意味

「千里眼」には次の意味があります。

遠方の出来事や将来のこと、また、隠れているものなどを見通す能力。また、その能力をもつ人。(出典:デジタル大辞泉)

「千里眼」を分かりやすく言うと、「ほとんどの人が見えないものが見えたり、見抜いたりする力。またはそのような力を持つ人」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼はまるで千里眼のように、起こり得るあらゆる事態を推理した。
(出典:ヴェルヌ/木村庄三郎訳『80日間世界一周』)

・そもそもわたしを頼ってきたのも、千里眼という評判を聞きつけたからだろう。
(出典:松岡圭祐『千里眼 ファントム・クォーター』)

・だが、ここでは千里眼のサタンすら、完全に見通しを誤っていたのである。
(出典:中野好夫/安野光雅編『悪人礼賛 ―中野好夫エッセイ集』)

・自分の千里眼の威力を活用するまでもなかったからである。
(出典:トルストイ/木村浩訳『アンナ・カレーニナ』)

・家族誰もが、母が千里眼であることを知っていた。
(出典:桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』)

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類語

天眼(てんげん/てんがん)
意味:すべてを見通すことのできる眼。(出典:デジタル大辞泉)

透視(とうし)
意味:すかして見ること。物を通して、向こう側にあるものを見ること。(出典:デジタル大辞泉)

超感覚的知覚(ちょうかんかくてきちかく)
意味:既知の感覚によらずに外的事物,事象に関する情報を得る認識作用のこと。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

心眼(しんがん)
意味:物事の真実の姿を見抜く、鋭い心の働き。心の目。(出典:デジタル大辞泉)

天眼通(てんげんつう/てんがんつう)
意味:普通の人の見ることのできない事象を自由自在に見通すことのできる力。(出典:デジタル大辞泉)

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