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包括的とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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包括的

「包括的な内容」などのように使う「包括的」という言葉。

「包括的」は、音読みで「ほうかつてき」と読みます。

「包括的」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「包括的」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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包括的の意味

「包括的」には次の意味があります。

全体をつつみこんでいるさま。総括的。総合的。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「包括的」という言葉をわかりやすく言うと、「全体をひっくるめている様子」、「丸っと」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・同時にこの男の反世間的思想や世の中を包括的に捉える大胆さに目を瞠った。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)

・それは経験が一の全体として自己包括的で他の何物にも凭り懸らないと考える。
(出典:三木清『哲学入門』)

・この空漠性は最近の世紀に於ける包括的思索が欠けているからである。
(出典:桐生悠々『科学的新聞記者』)

・あの呪うべき鮫だけが包括的に見て比較的犬に似ている。
(出典:メルヴィル/高村勝治訳『白鯨(下)』)

・近代、現代文学の関係資料を、包括的に集めているところが、これまでどこにもありませんでした。
(出典:巖谷大四『懐しき文士たち 戦後篇』)

類語

統一的(とういつてき)
意味:全体を統一する立場をとるさま。一つにまとめて支配するさま。(出典:デジタル大辞泉)

横断的(おうだんてき)
意味:異なる分野・種類などを超えたつながりがあるさま。(出典:デジタル大辞泉)

重層的(じゅうそうてき)
意味:いくつもの層にかさなっているさま。(出典:デジタル大辞泉)

複眼的(ふくがんてき)
意味:いろいろな立場・視点から物事を見たり考えたりするさま。(出典:デジタル大辞泉)

多面的(ためんてき)
意味:ものの在り方や見方がいろいろな方面にわたっているさま。(出典:)

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