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複雑とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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複雑

「複雑な説明」などのように使う「複雑」という言葉。

「複雑」は、音読みで「ふくざつ」と読みます。

「複雑」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「複雑」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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複雑の意味

「複雑」には次の意味があります。

物事の事情や関係がこみいっていること。入り組んでいて、簡単に理解・説明できないこと。一面的ではないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

単純に理解できない込み入ったことを意味して使用します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そしてそういう微笑のために、彼は自分の心を複雑なのだと信じていた。
(出典:堀辰雄『聖家族』)

・ただその組織や方法が多少複雑であり、勝負があったりする違いはある。
(出典:小出楢重『めでたき風景』)

・と云うのは良い学校という意味にもう少し複雑なものが加わるのである。
(出典:戸坂潤『思想と風俗』)

・この頃の新しい機械はいずれも性能が高く、構造がきわめて複雑である。
(出典:中谷宇吉郎『比較科学論』)

・われわれ人間の複雑なる運命が、かかる単純の仕方で分かるはずはない。
(出典:井上円了『迷信と宗教』)

類語

煩雑(はんざつ)
意味:こみいっていてわずらわしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

煩瑣(はんさ)
意味:こまごまとしてわずらわしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

錯雑(さくざつ)
意味:まとまりがなく入りまじっていること。錯綜。(出典:デジタル大辞泉)

錯綜(さくそう)
意味:物事が複雑に入り組んでいること。入り交じって混乱すること。錯雑。(出典:デジタル大辞泉)

厄介(やっかい)
意味:めんどうなこと。扱いに手数がかかり、わずらわしいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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