募金
「募金活動」などのように使う「募金」という言葉。
「募金」は、音読みで「ぼきん」と読みます。
「募金」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「募金」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
募金の意味
「募金」には次の意味があります。
・寄付金などをつのって集めること。(出典:デジタル大辞泉)
寄付金などを広く一般に呼びかけて集めることを言います。
また、その集めたお金そのもののことを「募金」と言うこともあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・毎日のように募金をしているじゃないか。
(出典:半村良『邪神世界』)
・けして一円が惜しくて募金はしないと言っているのではない。
(出典:高橋章子『アッコです、ドモ。』)
・たちまち数人の募金者を獲得した。
(出典:ヘッセ/佐藤晃一訳『郷愁』)
・やはり思い切って募金に出て行くべきだと思った。
(出典:三浦綾子『ちいろば先生物語』)
・募金興行的なものだったのかもしれませんが、よく分かりません。
(出典:柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』)
類語
・カンパ
意味:政治的・社会的活動のため、大衆に呼びかけて行う募金活動。また、それに応じて金銭を出すことや、その金銭。(出典:デジタル大辞泉)
・寄贈(きぞう)
意味:金銭や品物をおくり与えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・奉納(ほうのう)
意味:神仏に喜んで納めてもらうために物品を供えたり、その前で芸能・競技などを行ったりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・献金(けんきん)
意味:ある目的に役立ててもらうように、金銭を献上すること。また、その金銭。(出典:デジタル大辞泉)
・贈答(ぞうとう)
意味:品物・詩歌などをおくったり、おくり返したりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・恵贈(けいぞう)
意味:人から物を贈られることを、贈り主を敬っていう語。恵与。恵投。(出典:デジタル大辞泉)
・寄進(きしん)
意味:神社や寺院に金銭や物品を寄付すること。(出典:デジタル大辞泉)