寄付
「寄付金」などのように使う「寄付」という言葉。
「寄付」は、音読みで「きふ」と読みます。
「寄付」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「寄付」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
寄付の意味
「寄付」には次の意味があります。
・公共事業や社寺などに、金品を贈ること。（出典：デジタル大辞泉）
公共事業や社寺、恵まれない人たちなどのために、金銭や品物を贈ることを意味します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・稼いだ金のほとんどを教会に寄付してしまうのだ。
（出典：支倉凍砂『狼と香辛料II (電撃文庫)』）
・チャリティなので、売れたお金は全部どこかに寄付される。
（出典：林真理子『美女入門 PART2』）
・年に一度ずつ村全体へ十円寄付することになっている。
（出典：夏目漱石『三四郎』）
・貧民のために寄付金を集めたことがあった。
（出典：ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』）
・それをヘッセンの博物館に寄付したところで、どれほどの意味があろうか。
（出典：林望『書薮巡歴』）
類語
・寄贈（きぞう）
意味：金銭や品物をおくり与えること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・贈答（ぞうとう）
意味：品物・詩歌などをおくったり、おくり返したりすること。（出典：デジタル大辞泉）
・恵贈（けいぞう）
意味：人から物を贈られることを、贈り主を敬っていう語。恵与。恵投。（出典：デジタル大辞泉）
・寄進（きしん）
意味：神社や寺院に金銭や物品を寄付すること。（出典：デジタル大辞泉）
・カンパ
意味：政治的・社会的活動のため、大衆に呼びかけて行う募金活動。また、それに応じて金銭を出すことや、その金銭。（出典：デジタル大辞泉）
