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労働組合とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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労働組合

「労働組合に加入する」などのように使う「労働組合」という言葉。

「労働組合」は、音読みで「ろうどうくみあい」と読みます。

「労働組合」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「労働組合」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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労働組合の意味

「労働組合」には次の意味があります。

労働者が労働条件の維持・改善や社会的地位の向上などを目ざして、自主的に組織する団体。企業別・職業別・産業別・一般組合などの形態がある。(出典:デジタル大辞泉)

労働者が使用者、つまり会社などの”雇う側”との交渉において対等の立場に立ち、その労働条件について交渉するために組織した団体のことです。
略して、「労組(ろうそ)」とも言います。
憲法で規定されている労働者の権利「労働三権」のうちのひとつとして、労働者は「労働組合」を結成する権利「団結権」を持っています。
たとえば、会社と労働者という関係では、会社の方が立場的に強いというのが一般的であり、ひとりの社員が、雇用条件などについて社長に直談判するのは難しいといえますが、団体として雇う側と対等に話し合えるようにするすために「労働組合」を組織します。
”雇う側”との交渉、つまり「労使交渉」では、賃金に限らず、勤務時間や休日などの労働条件や、セクハラやパワハラなどの職場の諸問題など、交渉される内容は様々です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

労働組合は、勤務体系の改善を求めて会社と粘り強く交渉した。

・彼は、労働組合の役員をしている。

・あの会社は、経営陣と労働組合との関係が良くないらしい。

・主張の相違から、労働組合が分裂してしまった。

・航空業界では過去、パイロットで組織される労働組合がストライキを起こし、飛行機を運航を停止することもあった。

労働組合は、会社側との交渉が決裂した場合、ストライキを起こすことも辞さないと考えている。

・この業界の労働組合はこぞってベースアップを求めていく予定だ。

労働組合に加入するかしないかは自由となっているが、実質強制になっている。

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