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敷金とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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敷金

「敷金を払う」などのように使う「敷金」という言葉。

「敷金」は、音読みで「しききん」と読みます。

「敷金」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「敷金」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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敷金の意味

「敷金」には次の意味があります。

・家屋や土地の賃貸借に際して賃料の支払いやその他の賃貸借契約上の債務(たとえば借家人がその借家に損害をかけた場合の損害賠償債務)を担保する目的で借り主から貸し主に交付される金銭。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

金額については当事者間の話し合いで決まりますが、賃貸に関しては賃料を基準に定められていることが多いです。
契約の終了時に債務不履行がなければ全額が借主に返還され、債務不履行があれば減額されます。
借りたものは丁寧に扱い、できるだけきれいな状態で返却しましょう。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・礼金、敷金をしっかり取られ、さらに二重三重の保証を求められる。
(出典:坂東眞砂子『身辺怪記』)

・その金でアパートの一月分の敷金と前家賃を払ったのである。
(出典:立原正秋『冬の旅』)

・家賃月一万円、敷金なしの部屋が、この建物内にあるのだ。
(出典:篠田節子『死神』)

・四谷三丁目のアパートの敷金は、彼が大部分を出してやっていたのである。
(出典:梶山季之『女の警察』)

・一軒だけとなると礼金や敷金で家を買うほどの金が必要だった。
(出典:吉田知子『無明長夜』)

・人の良い差配は私たちの弁舌にごま化されて敷金を負けてくれた。
(出典:石川達三『心に残る人々』)

敷金とか礼金とか引っ越しの費用もないから、しばらくはここを使わせてもらうんだけど。
(出典:尾崎豊『黄昏ゆく街で』)

敷金を全額返すということで家を明け渡してくれたのは、三月末であった。
(出典:沖藤典子『転勤族の妻たち』)

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