加盟
「国連加盟国」などのように使う「加盟」という言葉。
「加盟」は、音読みで「かめい」と読みます。
「加盟」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「加盟」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
加盟の意味
「加盟」には次の意味があります。
・団体、連盟の規約に従って、その一員として加わること。盟約に加入すること。仲間入り。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「加盟」を分かりやすく言えば「団体などに加わること」という意味です。
「盟約（めいやく）」は「固く誓った約束」を意味する二字熟語です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あのホテルはまだオープンして間もないし、ホテル協会にも加盟していません。
（出典：森村誠一『人間の証明』）
・未加盟者のデータは作成しないことになった。
（出典：縞田理理『霧の日にはラノンが視える3』）
・中華人民共和国が国際連合に加盟することも当然と信じます。
（出典：浅沼稲次郎『浅沼稲次郎の三つの代表的演説』）
・その主義にいったん加盟入会した彼らは、ひそかに理想を描いていた。
（出典：ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』）
・世の中の動きにあわせて、さまざまな商品を加盟店へ送りつづけた。
（出典：阿部牧郎『ビル街の裸族』）
類語
・参入（さんにゅう）
意味：市場などに新たに加わること。（出典：デジタル大辞泉）
・参加（さんか）
意味：ある目的をもつ集まりに一員として加わり、行動をともにすること。（出典：デジタル大辞泉）
・臨席（りんせき）
意味：その席に臨むこと。会や式典などに出席すること。（出典：デジタル大辞泉）
・参画（さんかく）
意味：事業・政策などの計画に加わること。（出典：デジタル大辞泉）
・入会（にゅうかい）
意味：会にはいること。新しく会員になること。（出典：デジタル大辞泉）
