創作
「創作に集中する」などのように使う「創作」という言葉。
「創作」は、音読みで「そうさく」と読みます。
「創作」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「創作」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
創作の意味
「創作」には次の意味があります。
・新しいものを最初につくりだすこと。ものを生みだすこと。また、そのもの。創造。(出典:精選版 日本国語大辞典)
自由に、ものをつくることです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どの作品の場合でもそうであろうが、翻訳には創作の喜びがある。
(出典:シェイクスピア/福田恆存訳『ハムレット』)
・その一例として文学の「創作方法も多様」にならねばならぬと述べている。
(出典:宮本百合子『新年号の『文学評論』その他』)
・創作家の理論というものはそんなものであるべきだと思う。
(出典:高浜虚子『俳句への道』)
・まずしい創作集ではあったが、私には、いまでも多少の愛着があるのである。
(出典:太宰治『ろまん灯籠』)
・こういう創作者の心理はまた同時にその作品を読む読者の心理でなければならない。
(出典:寺田寅彦『科学と文学』)
類語
・創造(そうぞう)
意味:新しいものを自分の考えや技術などで初めてつくりだすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・生み出す(うみだす)
意味:新しいもの、今までなかったものを作り出す。また、新しいことを考え出す。(出典:デジタル大辞泉)
・制作(せいさく)
意味:芸術作品などを作ること。(出典:デジタル大辞泉)
・作成(さくせい)
意味:計画や書類、また文章などを作ること。(出典:デジタル大辞泉)
・クリエート
意味:つくり出すこと。創造すること。創作すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)