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刮目とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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刮目

「刮目して見るべし」などのように使う「刮目」という言葉。

「刮目」は、音読みで「かつもく」と読みます。

「刮目」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「刮目」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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刮目の意味

「刮目」には次の意味があります。

目をこすって、よく見ること。注意して見ること。(出典:デジタル大辞泉)

「刮」の字は「こする」という意味を持ちます。
「活目」は漢字の通り「目をこすって、よく見ること」という意味の二字熟語です。
「刮目」は「刮眼(かつがん)」とも言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ぼくはかれの仕事ぶりに刮目することになった。
(出典:山際淳司『ニューヨークは笑わない』)

・その活躍振りは刮目して見るべきだということになった。
(出典:戸坂潤『社会時評』)

・一緒に仕事してみてその作品に、改めて刮目したのだった。
(出典:小堺昭三『カメラマンたちの昭和史』)

・これから始まろうとしている欧洲上陸戦こそ刮目して見るべきものである。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(二)』)

・それだから私は刮目してその成り行きの注視を怠らないであろう。
(出典:牧野富太郎『牧野富太郎自叙伝』)

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類語

注視(ちゅうし)
意味:注意してじっと見ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

刮眼(かつがん)
意味:目をこすってよく見ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

熟視(じゅくし)
意味:よく見ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

精察(せいさつ)
意味:細かく観察すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

観察(かんさつ)
意味:物事をよく見て、推察すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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