出張
「出張のために新幹線に乗る。」などのように使う「出張」という言葉。
「出張」は、音読みで「しゅっちょう」と読みます。
「出張」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「出張」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
出張の意味
「出張」には次の意味があります。
・会社・役所などの仕事で、他の地域・場所に臨時に派遣されること。(出典:デジタル大辞泉)
主に会議や打ち合わせのために遠出することを意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・刑事を一人残しておいて、必要に応じて出張する事にしたいと思います。
(出典:夢野久作『巡査辞職』)
・その時四航軍付の記者は東京出張の日々命令を出すということであった。
(出典:御田重宝『特攻』)
・なんでも近くのクラブのホステスが八時までなら出張してくれるそうだ。
(出典:川本三郎『ちょっとそこまで』)
・出張や試合にはいつも連れ歩き、柔道の技についても常に相談していた。
(出典:三好京三『琥珀の技 三船十段物語』)
・江戸の公役が出張を見た各宿調査の模様は、やがて一同の話題に上った。
(出典:島崎藤村『夜明け前』)
類語
・来訪(らいほう)
意味:人が訪ねてくること。(出典:デジタル大辞泉)
・見舞い(みまい)
意味:見回ること。見回り。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・光来(こうらい)
意味:他人を敬って、その来訪をいう語。(出典:デジタル大辞泉)
・訪問(ほうもん)
意味:人をたずねること。他人の家などをおとずれること。(出典:デジタル大辞泉)
・同座(どうざ)
意味:同じ席または場所に居合わすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)