スポンサーリンク

来世とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

来世

「来世で一緒になる」などのように使う「来世」という言葉。

「来世」は、音読みで「らいせ」と読みます。

「来世」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「来世」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

来世の意味

「来世」には次の意味があります。

多くの宗教で描かれている死後の世界およびそこでの生活。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

わかりやすく言えば「生まれ変わった後に行く世界」という意味です。
反対語は「現世(げんせ)」です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかしこれが実現するのは今生ではなく来世になるかも知れない。
(出典:横尾忠則『なぜぼくはここにいるのか』)

・たとえこの世で罰せられないとしても、来世では必ず地獄に堕ちます。
(出典:福永武彦『風のかたみ』)

・さあ誰がその魂を見た、その魂が来世とやらへ行って何をしているんだ。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

来世の幸福を仮定して現実のつまらなさを慰めるのは一つの宗教である。
(出典:西脇順三郎『PROFANUS』)

・それをする勇気のないものは現世にみきりをつけて来世の極楽を望んだ。
(出典:新田次郎『槍ヶ岳開山』)

・埋葬法は、つまり次章で述べる来世観に大きく左右されるということだ。
(出典:玄侑宗久『死んだらどうなるの?』)

スポンサーリンク

類語

後世こうせい
意味:自分たちの生きている時代のあとに来る時代。のちの世。(出典:デジタル大辞泉)

幽界ゆうかい
意味:死後に行くという世界。あの世。黄泉(よみ)。冥土(めいど)。(出典:デジタル大辞泉)

桃源郷とうげんきょう
意味:世俗を離れた仙郷、別天地。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

楽土らくど
意味:心配や苦労がなく楽しい生活ができる土地。楽園。(出典:デジタル大辞泉)

天国(てんごく)
意味:神や天使などがいる天上の理想世界。キリスト教では、神から永遠の祝福を受ける場所。神の国。(出典:デジタル大辞泉)

極楽浄土(ごくらくじょうど)
意味:安楽でなんの心配もない状態や境遇。また、そういう場所。(出典:デジタル大辞泉)

地獄(じごく)
意味:この世で悪いことをした者が死後に行って苦しみを受けるという所。(出典:デジタル大辞泉)

冥界(めいかい)
意味:死後の世界。あの世。冥土。冥境。(出典:デジタル大辞泉)

彼岸(ひがん)
意味:生死の迷いを河・海にたとえた、その向こう岸。悟りの境地をいう。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました