凄腕
「凄腕の持ち主」などのように使う「凄腕」という言葉。
「凄腕」は、訓読みで「すごうで」と読みます。
「凄腕」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「凄腕」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
凄腕の意味
「凄腕」には次の意味があります。
・普通にはできないようなことをやってのける手腕。また、その手腕の持ち主。(出典:デジタル大辞泉)
「凄腕」という言葉をわかりやすく言うと、「人並外れた腕前」またその持ち主という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・女をあれだけ夢中にさせるのは、かなりな凄腕でなければならない。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 3 水郷から来た女』)
・それだけの凄腕のアサシンなら、幼少の頃から訓練を受けているはずだ。
(出典:新堂冬樹『ブルーバレンタイン』)
・女に関して凄腕であっても、この作戦にはなんの利点も導かないのである。
(出典:山田正紀『火神(アグニ)を盗め』)
・そこで発揮できる凄腕というものがあって、彼はそれを振り回した。
(出典:和田利夫『昭和文芸院瑣末記』)
・どんな凄腕のプロファイラーにも、この動機だけは推測することはできない。
(出典:九里史生『SAO-Web-0402-第四章~第六章』)
類語
・妙手(みょうしゅ)
意味:たくみな技量。すぐれた腕前。また、その持ち主。(出典:デジタル大辞泉)
・有能(ゆうのう)
意味:才能のあること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・敏腕(びんわん)
意味:物事を正確にすばやく処理する手腕のあること。また、そのさま。うできき。(出典:)
・辣腕(らつわん)
意味:物事を躊躇することなく的確に処理する能力のあること。また、そのさま。(出典:)
・怪腕(かいわん)
意味:並外れてすぐれた腕力・手腕。(出典:デジタル大辞泉)