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内弁慶とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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内弁慶

「内弁慶な人」などのように使う「内弁慶」という言葉。

「内弁慶」は、音読みで「うちべんけい」と読みます。

「内弁慶」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「内弁慶」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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内弁慶の意味

「内弁慶」には次の意味があります。

家の中ではいばりちらすが、外では意気地のないこと。また、そのさまや、そういう人。(出典:デジタル大辞泉)

家の中だけで強がっている一方、外では気の弱い人や様子を指します。
内弁慶は陰弁慶とも言います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼女も子供のときは、聖と同じように引っ込み思案で内弁慶だった。 
(出典:近藤史恵『この島でいちばん高いところ』)

・世間に対して文句ばかりを言い、自分はいつも夢ばかりを口にしている理想主義の内弁慶だった。
(出典:西田俊也『love history』)

・警察というのは内弁慶で、一度警察の中に入ると、想像もつかなくなるほど、いばっている。 
(出典:なだいなだ『クレージイ・ドクターの回想』)

・ぼくって結構内弁慶なところがあるから、絶対服従なんていったら、何されるかわかんないよ。 
(出典:西尾維新『ネコソギラジカル(上) 十三階段(ファイル結合、傍点追加、一部修正)』)

・いわゆる内弁慶というのだろうか。 
(出典:半村良『わがふるさとは黄泉の国』)

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類語

臆病者おくびょうもの
意味:臆病な性質の人。物事に対して、すぐこわがったり、尻込みしたりする小心者。(出典:デジタル大辞泉)

マイナス思考まいなすしこう
意味:何かにつけて、どうせ失敗するさ、私はだめなんだなどと悪い方向に考えが向くこと。(出典:デジタル大辞泉)

引っ込み思案 (ひっこみじあん
意味:内気で、積極的に人前に出たり自分から行動を起こしたりすることができないこと。(出典:デジタル大辞泉)

内気うちき
意味:おとなしく、控えめな気質。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

意気地無いくじない
意味: 気力がなく役にたたないこと。困難や苦労に打ちかつ力強さがないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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