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兼務とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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兼務

「両方の仕事を兼務する」などのように使う「兼務」という言葉。

「兼務」は、音読みで「けんむ」と読みます。

「兼務」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「兼務」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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兼務の意味

「兼務」には次の意味があります。

本務のほかに他の職務を兼ねること。また、その職務。兼任。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば「仕事を掛け持ちすること」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし、技術者のなかには立場上両方の仕事を兼務する人もかなりいる。
(出典:中川靖造『海軍技術研究所』)

兼務として新規事業準備室にも所属し、新雑誌の立ち上げを検討していた。
(出典:松永真理『iモード事件』)

・不測の事態により施設長の指揮が困難な場合、長官がこれを兼務する。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 7 皆殺し編』)

・この間、情報誌の編集長を兼務しながら数多くの本を書き続けてきた。
(出典:井形慶子『ときどきイギリス暮らし』)

・万一バロー先生の指揮とピアノの兼務が無理な場合、指揮は彼女ということでやれそうです。
(出典:宇神幸男『神宿る手』)

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類語

兼務(けんむ)
意味:一人で二つ以上の職務を兼ねること。兼務。(出典:デジタル大辞泉)

複業(ふくぎょう)
意味:複数の本業を持つこと。副業のような片手間仕事としてではなく、生業として別の業種を二つ以上兼務すること。(出典:デジタル大辞泉)

掛持ち(かけもち)
意味:同時に二つ以上の仕事や役目を一人で受け持つこと。(出典:デジタル大辞泉)

兼職(けんしょく)
意味:本職以外に他の職務を兼ねること。また、その職務。(出典:デジタル大辞泉)

兼業(けんぎょう)
意味:本業のほかに他の事業・仕事を兼ね行うこと。また、その事業・仕事。(出典:デジタル大辞泉)

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