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入籍とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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入籍

「入籍を済ませる」などのように使う「入籍」という言葉。

「入籍」は、音読みで「にゅうせき」と読みます。

「入籍」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「入籍」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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入籍の意味

「入籍」には次の二つの意味があります。

1 すでにある戸籍に入ること。生まれた子が父母の戸籍に入る、養子縁組によって養父母の戸籍に入るなど
2 俗に、男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作り、そこに入ること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

入籍の意味①「すでにある戸籍に入ること。生まれた子が父母の戸籍に入る、養子縁組によって養父母の戸籍に入るなど」

「入籍」の一つ目の意味は「すでにある戸籍に入ること。生まれた子が父母の戸籍に入る、養子縁組によって養父母の戸籍に入るなど」です。

わかりやすく言うと「親子関係になるための手続きをすること」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それは入籍する面倒のない、無籍のまま通学の出来る学校だったのだ。
(出典:金子ふみ子『父』)

・正妻初子が、|※子を、自分の次女として、入籍を急いでいたのである。
(出典:永畑道子『恋の華・白蓮事件』)

・戸籍を見ても、辰五郎とその妻はるのあいだに出来た子として入籍されている。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル4] 横溝正史 「悪魔が来たりて笛を吹く」』)

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類語

・籍を入れる(せきをいれる)
意味:結婚や養子縁組などで、ある者をある戸籍に新しく入れること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・転籍(てんせき)
意味:籍を移転すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・登録(とうろく)
意味:帳簿や原簿に記し載せること。(出典:デジタル大辞泉)

・申請(しんせい)
意味:国または公共団体の機関に対して、認可・許可その他訴訟行為など一定の行為を求めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

入籍の意味②「俗に、男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作り、そこに入ること。」

「入籍」の二つ目の意味は「俗に、男女が婚姻届を出して新しい戸籍を作り、そこに入ること。」です。

わかりやすく言うと「男女が結婚すること」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文


・しかし、三年も同棲しながら、カオルを入籍しないというのが気になった。
(出典:結城昌治『振られた刑事』)

・まだ入籍をしないうちの離婚で、於菟が生まれて、まだ一か月ほどのことだ。
(出典:群ようこ『贅沢貧乏のマリア』)

・よほど入籍していないことで困った事態がおこらない限り、今後も同じ形のまま暮らしていくだろう。
(出典:小池真理子『猫を抱いて長電話』)

・戸籍をとってみると、弓子は結婚の最初から、本当に入籍されていないのだった。
(出典:瀧澤美恵子『ネコババのいる町で』)

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類語

・嫁ぐ(とつぐ)
意味:よめに行く。(出典:デジタル大辞泉)

・結婚(けっこん)
意味:夫婦になること。(出典:デジタル大辞泉)

・プロポーズ
意味:申し込むこと。特に、結婚の申し込みをすること。(出典:デジタル大辞泉)

・許嫁/許婚(いいなずけ)
意味:双方の親が、子供が幼いうちから結婚させる約束をしておくこと。(出典:デジタル大辞泉)

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