入力
「入力信号」などのように使う「入力」という言葉。
「入力」は、音読みで「にゅうりょく」と読みます。
「入力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「入力」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
入力の意味
「入力」には次の意味があります。
・何らかの刺激をえて動き、ある結果を達成する機構の受容する刺激のこと。たとえば、コンピュータが受容するデータなど。インプット。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言えば「機械や人体などに外部からエネルギーや情報などを与えること」という意味です。
「インプット」とも言います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・入力から出力へというのは非常に単純につながっているわけです。
(出典:養老孟司『バカの壁』)
・日記は、パスワードを入力しなければ開かないようになっていた。
(出典:今邑彩『翼ある蛇(「蛇神」シリーズ第2巻)』)
・目や耳から入った入力が、基本的には前頭葉に集中する。
(出典:養老孟司『バカの壁』)
・なお、一行34文字というのは、入力者の閲覧環境に合わせたものです。
(出典:朔立木『死亡推定時刻』)
・経験の浅い私は、まだコンピューターへの入力作業さえ許されていない。
(出典:佐竹一彦『よそ者』)
・もう一方の、利き目ではない目からの視覚入力は心の中で見えない。
(出典:茂木健一郎『クオリア入門-心が脳を感じるとき』)
・必要もないのに入力系統が九つあるものを買ってしまったのだった。
(出典:宮沢章夫『茫然とする技術』)
・彼女の視覚用入力線は一本だけで、まっすぐ前しか見ることができなかった。
(出典:アン・マキャフリー『歌う船』)