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先般とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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先般

「先般の態度」などのように使う「先般」という言葉。

「先般」は、音読みで「せんぱん」と読みます。

「先般」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「先般」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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先般の意味

「先般」には次の意味があります。

さきごろ。このあいだ。せんだって。(出典:大辞林 第三版)

「先般」は、現在に近い過去の時点を指す言葉であり、副詞的にも使われます。
「先般」は、あくまでも過去の一時点を指す言葉ですので、一定の期間を表す「昨今」や「この頃」と区別するようにしましょう。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

先般、アメリカで、なんだかよくわからないが、女性のデモが行なわれた。
(出典:東海林さだお『ショージ君のにっぽん拝見』)

・私は先般、某新聞社に小説を連載するに当り、にっこり笑った顔写真を提出した。
(出典:田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』)

先般の事情聴取の際もあの娘のことは少しだけ話題に上った。
(出典:京極夏彦『鉄鼠の檻』)

先般帰国された上杉憲政公の身辺も、慌しくなっている。
(出典:咲村観『上杉謙信地の巻』)

先般の学会でもこの点について激論があった。
(出典:小酒井不木『闘争』)

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類語

先進て(せんだって)
意味:さきごろ。先日。(出典:デジタル大辞泉)

以前(いぜん)
意味: 今より前の時点。現在から見て近い過去。(出典:デジタル大辞泉)

一昔(ひとむかし)
意味:昔の出来事だと感じさせる程度の漠然とした時代の隔たり(出典:大辞林 第三版)

先頃(さきごろ)
意味:今日から少し前のころ。このあいだ。(出典:デジタル大辞泉)

過日(かじつ)
意味:過ぎ去ったある日。せんだって。(出典:デジタル大辞泉)

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