備品
「備品を購入する」などのように使う「備品」という言葉。
「備品」は、訓読みで「びひん」と読みます。
「備品」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「備品」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
備品の意味
「備品」には次の意味があります。
・官庁・会社・学校などで、業務に必要なものとして備えつけてある物品。(出典:デジタル大辞泉)
「備品」をわかりやすく言うと「仕事などで使うために備えてある品物」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この部屋は会社の持ち物で、ここにある物は全て会社の備品ですからね。
(出典:ヒキタクニオ『ベリィ・タルト』)
・病院の備品が収納されている古い二階建の建物の二階に押し込められた。
(出典:西村京太郎『ミニ急行「ノサップ」殺人事件』)
・室内で目を引くものといえば、備品の中でも特に大きな面積を占める黒板。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 33 ハロー グッバイ』)
・様々な地下室の備品のなかにマッチがあったのも前に目にした。
(出典:コニイ『ハローサマー、グッドバイ』)
・勢いあまった俺は、部室の備品が置いてある場所に突っ込んでしまった。
(出典:松野秋鳴『えむえむっ! 第1巻』)
類語
・雑貨(ざっか)
意味:雑多な、あまり高価でない商品、特にこまごまとした日用品をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・日用品(にちようひん)
意味:日常生活に使用する品物。(出典:デジタル大辞泉)
・消耗品(しょうもうひん)
意味:使うにつれて減ったりなくなったりする品物。紙・石油など。(出典:デジタル大辞泉)
・生活必需品(せいかつひつじゅひん)
意味:生活していくうえで欠かすことのできない品。食品・衣類・洗剤・燃料など。(出典:デジタル大辞泉)
・家財(かざい)
意味:家にある家具・調度・衣類などの道具類。(出典:デジタル大辞泉)