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傍観とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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傍観

「この時ばかりは黙って傍観していた」などのように使う「傍観」という言葉。

「傍観」は、音読みで「ぼうかん」と読みます

「傍観」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「傍観」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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傍観の意味

「傍観」には次の意味があります。

手を出さずに、ただそばで見ていること。その物事に関係のない立場で見ていること。(出典:デジタル大辞泉)

「傍観」をわかりやすく言うと、自分には関係ないというスタンスで、その事に関与せずに、ただ見ているだけの行為という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・天は単に傍観していて、 みんなの味方をしてくれなかったのだろうか?
(出典:シェイクスピア/大山俊一訳『マクベス』)

・混乱する自分と、それを傍観するだけの自分が完全に分離していた。
(出典:牧野修『アロマパラノイド 偏執の芳香』)

・元康が到着すれば、本家の秀元が黙って傍観する訳にはいかないだろう。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実』)

・かれは生まれついての性格として、知的な傍観者であり観察者だったのだ。
(出典:ハインライン『宇宙の孤児』)

・世の中にいて、世の中を傍観している人はここに面白味があるかもしれない。
(出典:夏目漱石『三四郎』)

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類語

第三者 (だいさんしゃ)
意味:当事者以外の人。その事柄に直接関係のない者。(出典:デジタル大辞泉)

知らん振り (しらんぷり)
意味:知っているのに知らないようなそぶりをすること。(出典:デジタル大辞泉)

黙視 (もくし)
意味:だまって見ていること。かかわりあいをもたずに見守ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

高みで見物 (たかみでけんぶつ)
意味:事のなりゆきを、直接関係しない安全な立場で、興味本位に傍観すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

何処吹く風 (どこふくかぜ)
意味:自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。(出典:デジタル大辞泉)

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