修正
「軌道修正」などのように使う「修正」という言葉。
「修正」は、音読みで「しゅうせい」と読みます。
「修正」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「修正」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
修正の意味
「修正」には次の意味があります。
・不十分・不適当と思われるところを改め直すこと。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすくいうと「良くないところを直すこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私は彼らの反応によって少しずつ取材の方向を修正していけばよかった。
(出典:沢木耕太郎『一瞬の夏』)
・たちまち僕の元へ軌道修正してもらいに来るのだ。
(出典:ドイル・アーサー・コナン『緋のエチュード』)
・つぎの試合までに修正しようということで、練習のプランが立てられた。
(出典:片山恭一『雨の日のイルカたちは』)
・もう修正不可能なところまで来てしまっている。
(出典:九里史生『SAO-Web-0405-第七章2~転生II』)
・私は作曲が一度でき上がると後からこれを修正するという習慣を持たない。
(出典:ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』)
類語
・修繕(しゅうぜん)
意味:壊れたり悪くなったりしたところを繕い直すこと。修理。(出典:デジタル大辞泉)
・ 修理(しゅうり)
意味:壊れたり傷んだりした部分に手を加えて、再び使用できるようにすること。(出典:デジタル大辞泉)
・ 修復(しゅうふく)
意味:建造物などの、傷んだ箇所を直して、もとのようにすること。(出典:デジタル大辞泉)
・ 改修(かいしゅう)
意味:道路・建物などの悪い部分を直すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・ 手直し(てなおし)
意味:一応できあがったあとで、不完全な部分を直すこと。(出典:デジタル大辞泉)