保湿
「肌を保湿する」などのように使う「保湿」という言葉。
「保湿」は、音読みで「ほしつ」と読みます。
「保湿」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「保湿」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
保湿の意味
「保湿」には次の意味があります。
・乾燥し過ぎないように一定の湿度を保つこと。(出典:デジタル大辞泉)
漢字の通り「湿度を保つ」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・手にたっぷりと保湿クリームを塗り、首をまわして凝り固まった肩や首筋の筋肉をほぐす。
(出典:大石圭『飼育する男』)
・だがアトラスに入ってから、ミーコは肌の保湿を気にするようになった。
(出典:池上永一『シャングリ・ラ 上』)
・葵はまず宗一郎の机に向かい、抽出には目もくれず、葉巻の保湿器を開いた。
(出典:早見裕司『メイド刑事1』)
・保湿に気をつけてれば、どうにか一重はキープできるわ。
(出典:ヒキタクニオ『ベリィ・タルト』)
・彼女がスープ鍋の保湿ふたをもちあげると、煙のような蒸気がたちのぼってスープの熱さを伝えた。
(出典:高殿円『銃姫 3 Two and is One』)
類語
・保湿剤(ほしつざい)
意味:皮膚の角質層の水分を保持し,肌の柔軟性や弾力性を維持する効果のある成分。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・保持(ほじ)
意味:たもち続けること。もち続けること。ほうじ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・キープ
意味:ある状態を確保すること。維持すること。また、手もとに置いたままにすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・維持(いじ)
意味:物事を現在の状態のままに持続すること。もちこたえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・メンテナンス
意味:維持。保全。保守。管理。(出典:精選版 日本国語大辞典)