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保守とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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保守

「保守的」などのように使う「保守」という言葉。

「保守」は、音読みで「ほしゅ」と読みます。

「保守」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「保守」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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保守の意味

「保守」には次の二つの意味があります。

1 正常な状態を保つこと。
2旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとすること。また、その立場。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

保守の意味①「 正常な状態を保つこと。」

「保守」の一つ目の意味は「 正常な状態を保つこと。」です。

正常な状態を維持して、損じないようにすることを意味してます。
IT業界では「予防保守」などの言葉でよく使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この約一時間が線路保守のため新たに設けられた空白の時間帯である。
(出典:宮脇俊三『汽車旅12カ月』

・こんな単純な通信サービスも満足に保守できないとはどういうことだ?
(出典:ホーガン『巨人たちの星』)

・こんなものでも専用の保守要員がいて、週に一回点検しているという。
(出典:桜坂洋『All You Need Is Kill』)

・地球連邦軍の兵士かコロニー保守要員が、警報を探知して出て来たのだ。
(出典:富野由悠季『Zガンダム 星を継ぐ者』)

類語

メンテナンス
意味:維持。保全。保守。管理。(出典:精選版 日本国語大辞典)

整備せいび
意味:すぐ役立つように準備したり整えたりすること。(出典:デジタル大辞泉)

維持いじ
意味:物事を現在の状態のままに持続すること。もちこたえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

保全ほぜん
意味:保護して安全であるようにすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

保守の意味②「旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとすること。また、その立場。」

「保守」の二つ目の意味は「旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとすること。また、その立場。」です。

昔からの考えややり方を大事にしていく、おろそかにしないといった意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もしそうでなかったら、進歩主義と保守主義との区別などはありはしない。
(出典:戸坂潤『日本の民衆と「日本的なるもの」』)

・今も言ったけど、この業界はあなたが考えているよりずっと保守的なの。
(出典:樋口有介『風の日にララバイ』)

保守主義者にとって敵ともいえるパイオニアの代表企業がソニーだった。
(出典:佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』)

・これと同様の保守的俗論がなお続々と日本人の間に頭を挙げるでしょう。 
(出典:与謝野晶子『激動の中を行く』)

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類語

保つたもつ
意味:損なわれたり乱れたりしないように、ある状態を守りつづける。もちこたえる。維持する。(出典:デジタル大辞泉)

続けるつづける
意味:ある状態や行為をとぎれたり変えたりしないで保つ。(出典:デジタル大辞泉)

持続じぞく
意味:ある状態がそのまま続くこと。また、保ち続けること。継続(出典:デジタル大辞泉)

先例主義せんれいしゅぎ
意味:その事柄に適した処理を考えることなく、過去の似たような事例にならって処理すること。先例重視の考え方。(出典:デジタル大辞泉)

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