例外
「例外的な参加」などのように使う「例外」という言葉。
「例外」は、音読みで「れいがい」と読みます。
「例外」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「例外」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
例外の意味
「例外」には次の意味があります。
・通例にあてはまらないこと。一般原則の適用を受けないこと。また、そのもの(出典:)
「例外」をわかりやすく言うと、いつも通りではなく決まりなどの条件をうけないことです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・。これにはただ一つの例外の村があったが、そこには数人の老嬢がいた。
(出典:吉田秀夫『人口論』)
・そしてまいど、守備のほうが、そのたび破られていることも例外がない。
(出典:吉川英治『私本太平記』)
・乗り組の高等船員はひとりだけ例外はあるが、一八九五年と同じである。
(出典:ドイル/鈴木幸夫,鮎川信夫,内田庶,中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』)
・この通りの端から端まで、建っている家には例外なく彼らがいるんです。
(出典:シマック『子供たちの子供』)
・しかし雑器の領域に来る時、その稀な例外の一つの場合に来るのである。
(出典:柳宗悦『民芸四十年』)
類語
・範疇外(はんちゅうがい)
意味:限られた広がりのそと。ある領域の外側。区域外。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・逸脱(いつだつ)
意味:本筋や決められた枠から外れること。(出典:デジタル大辞泉)
・規格外(きかくがい)
意味:製品や農作物などが、定められた基準に当てはまらないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・特例(とくれい)
意味:特にもうけた例外。特別な例。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・別物(べつもの)
意味:普通ではない特別の物。例外。(出典:デジタル大辞泉)