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住めば都とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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住めば都

「住めば都よふるさとよ」などのように使う「住めば都」という言葉。

「住めば都」は、訓読みで「すめばみやこ」と読みます。

「住めば都」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「住めば都」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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住めば都の意味

「住めば都」には次の意味があります。

どんな所でも、住み慣れるとそこが居心地よく思われてくるということ。(出典:デジタル大辞泉)

住み慣れた場所であれば、どこでも都のように居心地よく思えるという意味の言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・北海道にくるまではいやなところだと思ったが、住めば都よふるさとよだね。
(出典:三浦綾子『塩狩峠』)

・しかし住めば都という言葉もあるがやはり快適とはいえなかった。
(出典:阿智太郎『僕の血を吸わないで1』)

・北と南の歴史的な気質の違いには本来何も縁がないはずなのに、住めば都と言うとおり、しばらくすると北がいい、いや南だ、と主張するようになる。
(出典:阿川尚之『アメリカが嫌いですか』)

・哲学科とかいうところ、のぞいて見たことはないが、住めば都のかくれ家かも知れない。
(出典:石川淳『焼跡のイエス・処女懐胎 他』)

・一時の腰かけのつもりだったが、入社十ヵ月もたつと住めば都で、江原は以前のように本気で転職を考えなくなっていた。
(出典:阿部牧郎『誘惑魔』)

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類語

安住(あんじゅう)
意味:何の心配もなく、そこに落ち着いて住むこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

土着(どちゃく)
意味:その土地に生まれ、住みついていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

アメニティー
意味:環境などの快適さ。(出典:デジタル大辞泉)

雪隠虫も所贔屓(せっちんむしもところびいき)
意味:どんなにきたない所でも、住みなれた所がよいと思うのが人情であることのたとえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

地獄も住家(じごくもすみか)
意味:どんなひどいところでも住みなれればよくなることのたとえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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