伴侶
「人生の伴侶を得る」などのように使う「伴侶」という言葉。
「伴侶」は、音読みで「はんりょ」と読みます。
「伴侶」とはどのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「伴侶」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
伴侶の意味
「伴侶」には次の意味があります。
・一緒に連れ立って行く者。つれ。なかま。また、配偶者。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
「伴侶」をわかりやすく言うと「行動を共にするもの」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・おまえの伴侶を尊敬できないなげきを、おまえにみせたくはないのだよ。
(出典:オースティン/伊吹知勢訳『高慢と偏見(下)』)
・どちらの旅の伴侶に優やさしくしたくなるかといえば、問うまでもないだろう。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料Ⅹ』)
・これらの書翰を読む人にとってモーツァルトは人生の伴侶となるであろう。
(出典:モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』)
・自分のことも、喰われた息子、その伴侶となるはずだった娘のことすらも。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第15巻』)
・伴侶にはぜひとも骨が丈夫でしっかりした女を選んでもらいたいものだ。
(出典:姫野友美『女はなぜ突然怒り出すのか?』)
類語
・ペア
意味: 二つでひと揃いとなるもの。二人または2個で一組になっているもの。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
・好配(こうはい)
意味:よい配偶者。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
・同居人(どうきょにん)
意味:一緒に住んでいる人で、家族以外の人。同居者。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
・共白髪(ともしらが)
意味:白髪になるまで、夫婦がそろって長生きすること。また、その人。偕老 (かいろう) 。(出典:デジタル大辞泉(小学館))
・相棒(あいぼう)
意味:一緒に仕事などをする相手。仲間。パートナー。(出典:デジタル大辞泉(小学館))