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宵闇とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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宵闇

「宵闇が深まる」などのように使う「宵闇」という言葉。

「宵闇」は、訓読みで「よいやみ」と読みます。

「宵闇」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「宵闇」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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宵闇の意味

「宵闇」には次の意味があります。

陰暦一六日から二〇日ころまでの、まだ月の出が遅くて、宵の間の暗いこと。また、その時刻。また、一般に夕方の暗さをさしてもいう。夕やみ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「宵闇」を分かりやすくいうと、太陽が沈み月がのぼる前の薄暗さのことです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

宵闇が降りてきた今では、もう自分がどこにいるのかもわからなくなっている。
(出典:坂東眞砂子『山妣』)

・未だどこかに陽の光が残っていて明日の好天気を思わせる美しい宵闇だった。
(出典:林不忘『早耳三次捕物聞書』)

・黙ってもう宵闇の濃くなっている外へ歩き出すと、七重が肩を並べてくる。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 2 江戸の子守唄』)

・十二本の剣がヌラヌラと、宵闇のような森の中を、一本の剣へ迫って行く。
(出典:国枝史郎『神秘昆虫館』)

・あっと思う間もなく、自動車はつい宵闇へ去ってしまったのである。
(出典:橋本五郎『地図にない街』)

・外はすっかり宵闇に包まれ、寒さがいちだんと厳しさを増していた。
(出典:相沢忠洋『「岩宿」の発見 幻の旧石器をもとめて』)

・開戦は日没とほぼ同時の予定なので、宵闇にこの姿はさぞ目立つだろう。
(出典:九里史生『SAO-Web-0406-第八章1』)

・カクテルをのせた盆が、宵闇のなかを私たちのところに浮かんだように運ばれた。
(出典:フィッツジェラルド/佐藤亮一訳『華麗なるギャツビー』)

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