会見
「記者会見」などのように使う「会見」という言葉。
「会見」は、音読みで「かいけん」と読みます。
「会見」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「会見」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
会見の意味
「会見」には次の意味があります。
・改まった形で人に会うこと。公式な場合に用いられる。(出典:デジタル大辞泉)
普段は離れている人同士が、場所を決めて公式に会うことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この会見が終了したのは時間を計っていたようにほとんど正三時だった。
(出典:中村正『元首の謀叛』)
・マーティン星系政府はその建設基地を会見場所として提案してきたのだ。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 3 家族の食卓』)
・第一はこの男女は兄妹で、他の一人の人と会見することになっている。
(出典:ルブラン/保篠龍緒訳『八点鐘』)
・昨夜、日付が変わってすぐに、捜査本部長が記者会見して発表したのだ。
(出典:朔立木『死亡推定時刻』)
・いいですか、きょうのぼくとの会見以前のあなたでいてくださいよ。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル20] 横溝正史 「病院坂の首縊りの家 下」』)
類語
・接見(せっけん)
意味:身分の高い人が公式に会見すること。引見。(出典:デジタル大辞泉)
・会談(かいだん)
意味:会って話し合うこと。また、その話し合い。(出典:デジタル大辞泉)
・面接(めんせつ)
意味:直接に会うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・面談(めんだん)
意味:面会して直接話をすること。(出典:デジタル大辞泉)
・面会(めんかい)
意味:人と会うこと。対面。(出典:デジタル大辞泉)