企業
「中小企業」などのように使う「企業」という言葉。
「企業」は、音読みで「きぎょう」と読みます。
「企業」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「企業」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
企業の意味
「企業」には次の意味があります。
・営利を目的として、継続的に生産・販売・サービスなどの経済活動を営む組織体。また、その事業。(出典:デジタル大辞泉)
広義の企業は私企業と公企業に大別できますが、狭義ではそのうち主体のために収益を上げることを目的とする私企業だけを指します
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・各企業の本社や主要工場が置かれているから、それだけ人口も多くなった。
(出典:小川一水,田中芳樹『レインボウ・プラネット 灼熱の竜騎兵シェアードワールズ』)
・日本の場合、戦後うまく伸びた企業は、権限がひとりに集中していない。
(出典:城山三郎『勝つ経営』)
・彼らはここで韓国のある企業の社長と待ち合わせをしているのだという。
(出典:呉善花『スカートの風』)
・企業の人も出版関係の人もここへきて、借りたい作品を選んでゆきます。
(出典:小堺昭三『カメラマンたちの昭和史』)
・特に若い層からの支持はそのままマスコミと企業とを動かす力となった。
(出典:大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン パイン編』)
類語
・会社(かいしゃ)
意味:商行為または営利を目的とする社団法人で、商法によって設立されたもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・公司(こうし)
意味:中国で、会社の称。無限公司は合名会社、両合公司は合資会社、股份有限公司は有限責任株式会社、股份両合公司は株式合資会社にあたる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・エンタープライズ
意味:企業。会社。(出典:デジタル大辞泉)
・法人(ほうじん)
意味:自然人以外で権利・義務の主体となる資格を持っているもの。民法・商法その他の法律の定める手続によって設立される。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・業者(ぎょうしゃ)
意味:商業、工業などの事業を営んでいる人。また特に、ある官庁や企業などに関連した仕事を受けている会社や商店などをいう。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )