井の中の蛙大海を知らず
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」などのように使う「井の中の蛙大海を知らず」という言葉。
「井の中の蛙大海を知らず」は、訓読みで「いのなかのかわずたいかいをしらず」と読みます。
「井の中の蛙大海を知らず」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「井の中の蛙大海を知らず」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
井の中の蛙大海を知らずの意味
「井の中の蛙大海を知らず」には次の意味があります。
・自分の狭い知識や考えにとらわれて、他の広い世界のあることを知らないで得々としているさまをいう。井蛙。（出典：デジタル大辞泉）
「井の中の蛙大海を知らず」は「井の中の蛙」だけで使用される場合もあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自分の知識の無さに、「井の中の蛙大海を知らず」という言葉を思い出した。
・あのときの自分は完全に井の中の蛙大海を知らず状態だった。
・井の中の蛙大海を知らずという言葉もあるように、狭い視野でいるのは恥ずかしいことだ。
類語
・疎い（うとい）
意味：（「…にうとい」の形で）そのことについての知識や理解が不十分である。（出典：デジタル大辞泉）
・浅慮（せんりょ）
意味：考えの浅いこと。あさはかな考え。（出典：デジタル大辞泉）
・浅薄（せんぱく）
意味：考えや知識が浅く行き届いていないこと。また、そのさま。あさはか。（出典：デジタル大辞泉）
・短慮（たんりょ）
意味：考えがあさはかなこと。思慮の足りないこと。また、そのさま。（出典：デジタル大辞泉）
・世間知らず（せけんしらず）
意味：経験が浅く、世の中の事情にうといこと。また、その人やそのさま。世間見ず。（出典：デジタル大辞泉）
