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予断とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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予断

「予断を許さない状況」などのように使う「予断」という言葉。

「予断」は、音読みで「よだん」と読みます。

「予断」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「予断」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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予断の意味

「予断」には次の意味があります。

前もって判断すること。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば「予測(よそく)」という意味です。
「予断を許さない」で「前もって判断できず、どうなるかわからない」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・骨髄移植が成功したと言っても、予断を許さない日々がずっと続くのだ。
(出典:新津きよみ『招待客』)

・ましてや今は予断を全く許さない緊張し切った場面なはずなのである。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!7』)

・お坊ちゃまが人を殺したりするはずがないとの予断もあるのだろう。
(出典:阿部牧郎『オフィス街のエロス』)

・決して予断を以て捜査に当たったり、冤罪で逮補したりなどはしません。
(出典:京極夏彦『魍魎の匣』)

・ある種の予断と期待がこちらに生じている。
(出典:山下洋輔『ドバラダ門』)

・不可避の過ちではなく、予断によるものである可能性がある。
(出典:小野不由美『屍鬼(上)』)

・自分に予断があって、そのせいで重大な兆候を見落とした、という可能性は?
(出典:小野不由美『屍鬼(上)』)

・ある日、自分は一乗客の手によつて、その日の天候の急変を予断した。
(出典:坂口安吾『盗まれた手紙の話』)

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