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乱心とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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乱心

「怒りのあまり乱心する」などのように使う「乱心」という言葉。

「乱心」は、音読みで「らんしん」と読みます。

「乱心」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「乱心」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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乱心の意味

「乱心」には次の意味があります。

・ 心が狂い乱れること。常軌を逸して分別をなくすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

心が乱れ狂うことや、逆上したりして分別をなくしてしまうことを指します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いわずもがな、これらの乱心らんしんものたちと出会いがしらに意気投合しました。
(出典:古川日出男『アラビアの夜の種族3』)

・したがって、乱心者のいうことも周囲の影響を受ける場合がしばしばある。
(出典:岡本綺堂『鷲』)

・江戸で能登流の女からわしが修行しておるときいて乱心いたしたのじゃな。
(出典:山田風太郎『忍法陽炎抄』)

乱心といわれても、切腹でも、そんなことは、かまっていられなかった。
(出典:林不忘『元禄十三年』)

・しかし、乱心した挙句の仕儀とあれば、幕府の裁可も違ってくるだろう。
(出典:宮部みゆき『孤宿の人 (下)』)

類語

狂気(きょうき)
意味:気が狂うこと。また、常軌を逸した心。(出典:精選版 日本国語大辞典)

精神異常(せいしんいじょう)
意味:精神のバランスがくずれ、言動や行動に異常な面がみられる状態。(出典:精選版 日本国語大辞典)

気違い(きちがい)
意味:精神状態が普通でなく、正常ではない言動をすること。気が狂うこと。(出典:デジタル大辞泉)

ヒステリック(hysteric)
意味:ヒステリーを起こしているさま。異常に興奮しているさま(出典:デジタル大辞泉)

恐慌(きょうこう)
意味:事態が非常に混乱すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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