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不眠とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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不眠

「不眠症」などのように使う「不眠」という言葉。

「不眠」は、音読みで「ふみん」と読みます。

「不眠」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不眠」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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不眠の意味

「不眠」には次の意味があります。

眠らないこと。また、眠れないこと。(出典:デジタル大辞泉)

「意識的に眠らないこと」と「眠ろうとしても眠れないこと」の二つの意味を持ちます。
「不眠不休」などの場合は前者、「不眠症」などの場合は後者の意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・幻聴と不眠に悩む私の不安をすこしでもまぎらしてくれるためであった。
(出典:坂口安吾『小さな山羊の記録』)

・ふだんは我慢しているが、不眠が三日も続くときは服用することにしている。
(出典:奥田英朗『邪魔』)

・それから三日間ばかりというもの続けて彼は不眠のために苦しんだ。
(出典:島木健作『癩』)

・私は気にかかることが多くて、そのころ不眠がちであった。
(出典:秋山加代『辛夷の花──父 小泉信三の思い出──』)

・それは彼が眠れないときの習慣だったようで、彼は不眠症だったのです。
(出典:シムノン/矢野浩三郎訳『モンマルトルのメグレ』)

・「危いねえ」 と加藤さんが、いきなり不眠特有のしゃがれ声をあげた。
(出典:原登『村 の 名 前』)

・不安のため彼はげっそりするような不眠状態から逃れられなかった。
(出典:ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(上) 地の果ての燈台』)

・いままでの不眠不休の努力が水の泡となり、意味をなさなくなってしまう。
(出典:星新一『人民は弱し 官吏は強し』)

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