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不測とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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不測

「不測の事態」などのように使う「不測」という言葉。

「不測」は、音読みで「ふそく」と読みます。

「不測」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不測」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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不測の意味

「不測」には次の意味があります。

・思いがけないこと。はかり知ることができないこと。予測できないこと。また、そのさま。ふしき。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「不測の事態」は「思いがけない事態」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・旅行を失敗に終らせるような不測な事態が起こらないかと心配していた。
(出典:ヴェルヌ/木村庄三郎訳『80日間世界一周』)

・本憲章は慎重に作成され、あらゆる不測の事態について言及されている。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 13 竜の挑戦〔上〕』)

不測の事故や災害や失敗や病気や偶然がそれを挫折させるかもしれない。
(出典:八木誠一『キリストとイエス―聖書をどう読むか』)

・いつ不測の事態が起こって、人生が終わりになるかわからないのです。
(出典:茂木健一郎『「脳」整理法』)

不測の事故を、一種の笑劇的雰囲気で包み柔らげようというわけなのだ。
(出典:芥川比呂志『決められた以外のせりふ』)

類語

・不慮(ふりょ)
意味:思いがけないこと。意外。不意。(出典:デジタル大辞泉)

・非業(ひごう)
意味:仏語。前世の業因によらないこと。(出典:デジタル大辞泉)

・不覚(ふかく)
意味:心や意識がしっかりしていないこと。思わず知らずそうなること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・珍事(ちんじ)
意味:珍しい出来事。(出典:デジタル大辞泉)

・望外(ぼうがい)
意味:望んでいた以上であること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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