万博
「万博の開催」などのように使う「万博」という言葉。
「万博」は、音読みで「ばんぱく」と読みます。
「万博」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「万博」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
万博の意味
「万博」には次の意味があります。
・「万国博覧会」の略。(出典:デジタル大辞泉)
因みに「万国博覧会」の意味として、デジタル大辞泉には「国際博覧会の通称。万国博。万博。エキスポ。」とあります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・米太郎はこうした世界に遊び、パリの万博で海外の奇術とも接していた。
(出典:泡坂妻夫 「11枚のトランプ」)
・万博に客をとられてしまってという愚痴も聞いたが、船は満員であった。
(出典:永六輔 「遠くへ行きたい」)
・私は何としても社長を万博プロデューサーにしてやりたかった。
(出典:森村誠一 「新幹線殺人事件」)
・万博の時には、彼のおかげで各所を案内してもらった者も大ぜいいる。
(出典:星新一 「きまぐれ暦」)
・万博で、全世界の馬でも集めて、世界競馬大会でも開くという手もある。
(出典:五木寛之 「風に吹かれて」)
・夜は再び京都のホテル、万博で大阪のホテルはすべて満員であった。
(出典:田丸公美子 「パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記」)
・「万博」はその規準からいけば、充分過ぎるほど、楽しいお祭りだった。
(出典:鈴木明 「リリー・マルレーンを聴いたことがありますか」)
・万博のころ出現しはじめたコンピュータの力は大きい。
(出典:小松左京 「日本沈没 b下巻」)