リミット
「リミット一杯」などのように使う「リミット」という言葉。
英語では「limit」と表記します。
「リミット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リミット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
リミットの意味
「リミット」には次の意味があります。
・限度。限界。(出典:デジタル大辞泉)
「タイムリミット」で「制限時間(=決められた時間の範囲)」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・リミットが一ヶ月だとしたならばもう時間がない。
(出典:山田悠介『@ベイビーメール』)
・在学可能のリミット一杯である八年間を過ごすことになる。
(出典:稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』)
・そろそろ帰り支度を始めないと、リミットの二時に間に合わなくなる。
(出典:中野順一『セカンド・サイト』)
・家庭用のオーブンでは四キロまでがリミットである。
(出典:金子信雄『金子信雄の楽しい夕食 (v0.9)』)
・試合になると、これをライト級のリミット百三十五ポンドまで落とす。
(出典:永瀬隼介『デッドウォーター』)
類語
・限度(げんど)
意味:そこまでと限られている程度。認めうる範囲の、ぎりぎりのところ。(出典:デジタル大辞泉)
・最大限(さいだいげん)
意味:ある範囲内でもっとも大きいこと。副詞的にも用いる。最大限度。(出典:デジタル大辞泉)
・極限(きょくげん)
意味:物事の限度ぎりぎりのところ。(出典:デジタル大辞泉)
・目一杯(めいっぱい)
意味:最高限度に至っていること。精一杯であること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・限り限り(ぎりぎり)
意味:限度いっぱいで、それ以上余地がないこと。また、そのさま。副詞的にも用いる。(出典:デジタル大辞泉)