リアリティー
「リアリティーを追及する」などのように使う「リアリティー」という言葉。
「リアリティー」は、英語で「reality」と表記します。
「リアリティー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リアリティー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リアリティーの意味
「リアリティー」には次の意味があります。
・現実感。真実性。迫真性。(出典:デジタル大辞泉)
リアリティーをわかりやすく言うと、「本物のような実感、現実性」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今の、この疲れ切った様子で会見した方がリアリティーがあるだろう。
(出典:赤川次郎『やさしい季節 下』)
・あなたからしか謂わばあなたの体のリアリティーは知ることが出来ない。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)
・この写真は云うまでもなく最も具体的な現実的リアリティーを有っている。
(出典:戸坂潤『思想と風俗』)
・ケータイ小説に「リアリティー」がないのは、ある意味では当然なのだ。
(出典:石原千秋『ケータイ小説は文学か』)
・どの言葉が社会性を獲得してリアリティーを失うことなく残っていくか楽しみである。
(出典:つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』)
類語
・アクチュアリティー
意味:現実性。現実み。現実。(出典:デジタル大辞泉)
・現実性(げんじつせい)
意味:現実に存在するものとしての性質や性格。現にあるもののあり方。また、実現可能と思われる情勢。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・現(あら)
意味:この世に現に存在しているもの。現実。夢・虚構などに対していう。(出典:デジタル大辞泉)
・現実(げんじつ)
意味:事実として目の前にあらわれているものごとや状態。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・現実味(げんじつみ)
意味:現実であるという感じ。事実としてある感じ。(出典:デジタル大辞泉)