メタモルフォーゼ
「メタモルフォーゼの秘蹟」などのように使う「メタモルフォーゼ」という言葉。
ドイツ語では「metamorphose」と表記します。
「メタモルフォーゼ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「メタモルフォーゼ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
メタモルフォーゼの意味
「メタモルフォーゼ」には次の意味があります。
・変形。変身。メタモル。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「メタモルフォーゼ」は、形や状態を変化させるという意味です。
「メタモル」と略されることもあります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・言葉としては「自由なメタモルフォーゼ」というのと、ほぼ同じじゃないでしょうか。そうなると「編曲」より「変容」という慣用語のほうが近いかもしれません。
(出典:柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』)
・原子構造が同じであればこそ、石墨はダイヤモンドへとメタモルフォーゼ出来るのです。
(出典:嶽本野ばら『それいぬ 正しい乙女になるために』)
・「まったくもう」がいつのまにか「たこモー」という呪文じみた言葉にメタモルフォーゼしていくのだ。
(出典:大槻ケンヂ『のほほん雑記帳』)
類語
・変形(へんけい)
意味:形や状態が変わること。また、変えること。その変わって生じたものにもいう。(出典:デジタル大辞泉)
・変身(へんしん)
意味:身のさまをかえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・変態(へんたい)
意味:生物学上、形態や体の構造上の著しい変化を変態という。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・トランスフォーメーション
意味:変形。変化。変質。変換。(出典:デジタル大辞泉)